ALB でメンテナンスページを表示させる方法（2024/10 時点）

アノテーションの八木谷です。

ALB でメンテナンスページの作成方法を確認することがあり、過去のブログを参考にしたのですが UI が結構変わっていたので 2024年10月時点での ALB でメンテナンスページを作成する方法をご紹介します。
なお、EC2 インスタンスと ALB は任意のものを作成してください。

やってみる

作成した ALB を選択し、「リスナーとルール」タブを選択、リスナーを選択し、「ルールを管理」から「ルールを追加する」を押下

名前とタグは任意で作成（今回は「test-rule」という名前に設定）

ルール条件の定義画面では条件を追加し、ルールの条件タイプは「パス」、パスには「*」をいれる

ルールアクションの定義画面にて、今回は以下でメンテナンスページを設定する
アクションのルーティング：固定レスポンスを返す
レスポンスコード：503
コンテンツタイプ：text/html
レスポンス本文：Maintenance

ルールの優先度は任意で設定してください。
ルールの優先順位は数値が小さい方が優先順位が高くなっています。

ALB にアクセスしてメンテナンスページが表示されるか確認する

優先順位の入れ替え

普段の運用時はメンテナンスページのルールの優先度を低く設定し、メンテナンス時に優先度を上げることで任意のタイミングでメンテナンスページに切り替えられます。

「ルールの優先順位を再設定」を押下

普段の運用中のルール（example-rule）の優先度の数値を高くし、メンテナンスページのルール（test-rule）の優先度の数値を低くします。

※ルールの優先順位は数値が小さい方が優先順位が高いです。

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